Profile
S.M.(2016年入社)
電子マネー事業
電子マネー業務推進部 営業第二担当
提案型食材スーパーの販促担当から転職。ライフプランを考えた時に、セブン・フィナンシャルサービスの安定性と社員思いの充実した福利厚生が魅力だったと言う。転職当初はスキルを活かしてnanacoのWebサイト制作などに従事。2018年から電子マネー事業部に所属。
※内容は取材当時のものです
仕事の魅力・やりがい
- 決済手段としてだけでなくnanacoを通してお取引先企業の課題解決に貢献できるやりがいを実感
- nanacoを利用できるシーンが広がっており、日々取り扱う金額の大きさから、自らの職務の責任の大きさを感じる
- 若手を活用する風土の中で、重要な業務への抜擢や業務効率改善に向けた工夫などで、取り組み甲斐のある毎日
企業の課題解決につながる使い方を提案し
nanacoの活躍領域を広げる営業を担っています
nanacoはさまざまな場面で利用できるようになってきましたが、チャージして財布代わりに利用することだけが魅力ではありません。他のIDカードにnanacoの機能が搭載されることによって、相乗効果でさらに魅力的なお取引先様のサービスに発展させることができるようになります。
例えば、お弁当工場で働く方々の入退出カードにnanacoを搭載したケースでは、休憩時間に財布に触れずに飲み物などが購入できるようになり、衛生面で大幅な改善ができました。他にも大手学習塾の入館証へのnanaco搭載では、塾の施設に生徒が入った時点で保護者に確認のメールが届くという安心をもたらす機能を付加したり、テストで高得点を取れた時にnanacoポイントを付与する仕組みを実現しました。
こうしたケースはほんの一例です。私はさまざまな企業が発行するカードにnanacoの機能を搭載いただくことで、お客様ごとのメリットを引き出す提案をしていく業務を行っています。

Daily
Schedule


nanacoの未来の広がりを考えて、
若年層のマーケティングを強化しています
現在、nanacoを社員証などに搭載してもらうための営業担当は、私と今年の春に入社した新卒社員の2人体制。
nanacoカードの製造を委託している大手印刷会社に代理営業活動で協力いただいていますが、現在のところ関連企業からの紹介や興味を持たれた企業からの問い合わせに対応するカウンター営業のような対応が大半なので、今後はもっと戦略的に営業を進めるための仕組みづくりを図っていきます。
そんな私たちがターゲットとして考えているのは、中学、高校、大学の学生証にnanacoを搭載する提案業務です。大学にコンビニエンスストアが出店しているのは当たり前のようになっていますし、中学や高校の生徒も校内や通学中にnanacoを利用する機会もあるでしょう。
そういった若年層へのマーケティングを強化することで、社会人になってからもnanacoを生活の一部として親しんでもらうきっかけになるよう、学生証への搭載を推進しています。

Works Document
後進のためにnanacoの普及営業をマニュアル化
2018年からnanacoの機能をさまざまなIDカードに搭載してもらうための営業活動に邁進してきましたが、お客様を訪問しながら同時に戦略を考えたり、いろんな気づきが突発的にあったりと営業活動は体系化しておらず、営業に関するノウハウは歴代の各担当者がそれぞれ持つ属人的なものになっていました。
それでも実績を積み重ねられたのは、nanacoの競争力を持ったポテンシャルとキャッシュレス化へのトレンドがあったからでしょう。
そうした中、私は2019年の夏に第一子を出産し、育児休職を取得しました。そしてコロナ禍に復帰したのですが、以前のように自由にお客様のもとへ伺うことは難しくなっていました。そこで、訪問の時間を有効活用することを考え、2020年の夏から営業のマニュアルづくりに着手し、完成させました。
その結果、私自身の業務理解を深めることにつながり、何よりも業務を引き継いだ人の立ち上がりが早くなりました。2021年に新卒入社してきた後輩の指導にも役立っています。