電子マネー事業
電子マネー開発部
商品・サービス改善プロジェクト
A.S.（2017年入社）
Profile
大学で人と人とのコミュニケーションについて学び、契約に商談が介在する金融サービスに興味を持ったことから生命保険会社に新卒入社。3年ほど勤務後、すでに社会に根付き成熟した保険商品よりも、これから大きな変化に立ち会える電子マネーに興味を持って現職への転職を決めた。
※内容は取材当時のものです
nanacoをもっと便利にもっと安全に。
その一つ一つの取り組みが刺激的です
前職の保険会社時代、私は社会を変えるような新たな金融サービスに関わりたいと考えていました。そんな時に急速に注目を集め始めたのがnanacoでした。当時、交通系カード以外に気軽に使えるキャッシュレスサービスが今ほど普及していなくて、nanacoの登場は、新しい決済サービスがもたらす変化の可能性を強く感じさせてくれました。
そうして当社に転職した私は、現在は希望通りnanacoのいっそう広範囲な普及に向けて必要不可欠な業務を任されています。
具体的には、ユーザーがクレジットカードから任意の金額をチャージする際のセキュリティ面の強化と、チャージをサポートするさまざまな機能の追加業務です。セキュリティに関しては、単に本人確認などの認証を強化すれば良いのではなく、ユーザー側の利便性を損なわずに高めていかなければならず、簡単ではありません。それでも、システム部門と連携しながら最適解を追求していくこの仕事に、刺激と面白さを感じています。
Daily
Schedule
電子マネーの最前線で自分を磨くことに、
確かな成長感を得ています
今の世の中では、新しいキャッシュレスの決済サービスがどんどん生まれています。それをサポートする技術も日を追う毎に進化し、昨日までできなかったことが明日には可能になることが頻繁にあります。
当社もnanacoによって電子マネーの可能性を常に開拓し、新サービスを次々に追加しています。その中心にいる私が立ち止まっている訳にはいきません。最新のセキュリティ情報については、貪欲に取得しています。
また、私はITエンジニアではありませんが、先端ITやシステム関連の基本的な知識、さらにクレジットカードに関する知識などを、もっと身につける必要性を感じています。
日々の勉強や最新情報の調査は大変ですが、身についた知識は仕事にダイレクトに活かすことができます。自分がスキルアップした分だけ、nanacoのサービスをより良くできる感覚もあります。電子マネーはこれからますます安全・便利になっていくはずです。そこに貢献しているという手応えは大きいですね。
Works Document
新たなセキュリティ対策の導入をリードし大きな成果を挙げる
先日、nanacoに関する新たなセキュリティ対策の実装に深く関わりました。その仕組みの導入によって不正アクセス対策に大きな効果が見込める一方、サービスの一部を変更する必要があり、そのためにユーザーの利便性を損なうのではないかという懸念も考えられました。
そこで、さまざまなnanacoをご利用いただくシーンを想定してシミュレーションを重ね、メリットとデメリットを洗い出して社内で幾度も検討することに。その結果、電子マネーの安全・安心は、ユーザーのためでもあり、ぜひ取り入れるべき仕組みだと確信したのです。その次に、nanaco加盟店などの主要取引先やグループ各社を何社も駆け回りました。導入について理解をいただくためでした。
このように時間と努力をかけて導入した新セキュリティ対策でしたが、効果は絶大でした。しばらく経って、電子マネーとしての安全性が飛躍的に高まったというデータを取ることができたのです。私自身としても苦労した甲斐があった、やりがいのある大きな取り組みでした。
上司のT.H.さんから
同僚のN.K.さんから
